古代から、健康効果があるとされ、重用されてきたハーブ。
私たちの取り扱うエコヴェーダの商品は、このハーブが基本となってつくられています。
もちろん、ハーブのことなんて知らなくても、その恩恵をうけることはできますが、
知っていれば、より効果を実感できると思うのです。
なので、髪を美しくする効果のあるハーブについて一つ一つ取り上げていきたいと思います。
今回はジジフス・スピナクリスティです。
ジジフス・スピナクリスティとは?
ジジフススピナクリスティ(Ziziphus spina-christi)
クロウメモドキ科。和名はキリストイバラ、トゲハマナツメ。
葉が洗浄剤やヘアコンディショニングになります。
レバント、東アフリカ、メソポタミア、および一部の熱帯諸国が原産です。
木の果実と葉は、古代エジプトの料理と文化的慣行の準備に使用されました。
『キリストイバラ』と呼ばれるように、イエスが処刑された時に頭にかぶせられた茨の冠は、この「ジジフススピナクリスティ」ではないかとする説もあります。(廣部千恵子『新聖書植物図鑑』, 31参照)
さらにコーランにも「スィドラ」という植物が聖木として登場し、このキリストノイバラがスィドラではないかという見解もあるようです。
なんとも神聖な背景のあるハーブですね。
花は夏の終わりに咲き、蜜が多く含まれています。
果実は丸っこく、熟れると赤く、いかにも甘そうな色となりますが、そこまで甘くは無いです。
あと、種が大きく食べるところは少ないです。
ジジフス・スピナクリスティ葉の効果
髪を浄化する力を備えたハーブです。
乾燥・粉砕された葉は、鉄、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルが特に豊富です。
葉から抽出された化合物は重度の炎症を軽減するともいわれます。
今でもアラブの村では回虫、排尿、脱毛防止のために使用しています。
(ちなみに種子は、胃腸病、眼病、歯磨きなどにして虫歯予防に使用されているようです。)
用途・使い方
イエメン、パキスタン、インドでは「スィドラ(Sidr)」と呼ばれ、髪だけでなく体にも使われています。
インディゴフェラなどの他の植物由来の着色粉末の固定剤としても機能します。
ジジフス・スピナクリスティが含まれる商品
どちらも100%植物の、本当の意味で髪に優しいシャンプーとなっています。
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