ナンバンアイ葉(タイワンコマツナギ)とは?効果や使い方|髪を美しくするアーユルヴェーダハーブ辞典

アーユルヴェーダハーブ辞典
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古代から、健康効果があるとされ、重用されてきたハーブ。
私たちの取り扱うエコヴェーダの商品は、このハーブが基本となってつくられています。

もちろん、ハーブのことなんて知らなくても、その恩恵をうけることはできますが、
知っていれば、より効果を実感できると思うのです。

なので、髪を美しくする効果のあるハーブについて一つ一つ取り上げていきたいと思います。

今回は、ナンバンアイ葉(タイワンコマツナギ)です。

ナンバンアイ葉(タイワンコマツナギ)とは?

ナンバンアイ葉(Indigofera tinctoria)
【和名:タイワンコマツナギ(台湾駒繋)】
【漢名:木藍、槐藍、馬棘】

科・属名:マメ科・コマツナギ属分布:世界各地。古い時代から染色用の目的から世界の温帯~熱帯地域で栽培されてきて、それが野生化しているために本来の原産地は特定されていない。
花の色:紫

ナンバンアイ葉はマメ科の被子植物である。布などを藍色に染めるインディゴ染料が得られる植物の一つで、木から採取できる藍(木藍 きあい)として、インディゴが化学合成されるまでは主要な染料であった。

現在でも、天然染料としてインドネシアやマレーシアでは「ニラ」という名称で販売されているほか、ロシアやイランなどでは「バスマ」と呼ばれ、他のマメ科植物と同様に土壌改良効果が期待できる緑化植物として活用されている。

 

ナンバンアイ葉は、紀元前2000年以上も前から染料として用いられ、大航海時代以降、全世界に広まったと言われています。その関係で、世界各地で野生化状態にあります。

日本でも、琉球諸島に野生化した本種が見られます。
ちなみに日本では、大正の初めに渡来し、南西諸島で栽培が行わました。

ナンバンアイ葉(タイワンコマツナギ)

ナンバンアイ葉にはたくさんの効果がるとされています。

インド医療での効果

インド医療では下記のような病気の治療に用いられるといいます。

  • 喘息
  • 動悸
  • 狂犬病
  • 腎臓疾患
  • 肺疾患
  • 百日咳
  • 膀胱結石
  • 癲癇
  • 口腔潰瘍
  • 口唇の蒼白
  • 疥癬
  • 潰瘍症
  • 気管支炎
  • 神経障害

があるとされています。

古くからの用途・使い方

ナンバンアイ葉は主にインドで様々な用途で使われてきました。

染料として

ナンバンアイ葉は古い時代から染色用の目的で世界の温帯~熱帯地域で栽培されています。

髪の発達を促進させる薬

インド医療において、インディゴは髪の発達を促進させる定評のある薬であるとされています。

ヘビ咬傷の治療

ナンバンアイ葉に限りませんが、インディゴが含まれる多くの薬用植物が、ヘビ咬傷の治療に使われています。

病気の治療として

様々な疾患の治療薬として用いられます。
腹部の増大(腹水症)、過度の排尿、脾臓の腫れ、めまい、痛風、抗結核性の性質を有すると伝えられています。

ミイラの帯として

インディゴの世界で最も古い用途として残っているのは、エジプト4000年前のミイラの帯といわれています。

ナンバンアイ葉(タイワンコマツナギ)の特徴まとめ

ナンバンアイ葉(タイワンコマツナギ)の特徴をまとめると・・・

  1. 染料の目的で古くから世界各地で栽培されている
  2. しかも野生化しており、もはや世界中でみられるありふれた植物である
  3. 植えれば土壌改良効果もある
  4. インドでは髪の発達を促進させる薬としても使われている
  5. ヘビの咬傷の治療にも使われている
  6. インド医療ではさらに多様な病気治療に使われている
  7. 4000年前のミイラの帯に使われている

といった特徴があります。

エコヴェーダ商品では、こうした特徴をヘアカラーはもちろんのこと、経皮吸収効果による健康促進効果を狙えると考えて、下記のヘアカラー商品に含有しています。

ナンバンアイ葉(タイワンコマツナギ)が含まれる商品

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100%植物性の、本当の意味で髪にも心身にも環境にも優しいヘアカラー商品となっています。

是非お試しください。

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