古代から、健康効果があるとされ、重用されてきたハーブ。
私たちの取り扱うエコヴェーダの商品は、このハーブが基本となってつくられています。
もちろん、ハーブのことなんて知らなくても、その恩恵をうけることはできますが、
知っていれば、より効果を実感できると思うのです。
なので、髪を美しくする効果のあるハーブについて一つ一つ取り上げていきたいと思います。
今回は、ブリンガラージャ(タカサブロウ)です。
ブリンガラージャ(タカサブロウ)とは?
ブリンガラージャ(ブリンガラージ)
【和名:タカサブロウ、カンレンソウ(旱蓮草)】
- 科・属名:キク科タカサブロウ属
分布:日本の本州以南、朝鮮半島、中国、東南アジア、南アジアに広く分布する - 開花期:?
- 花の色:白
キク科。ブリンガラージャはサンスクリット語で「髪の毛の支配者」の意味があり、文字通り「髪に良い」とされるアーユルヴェーダハーブ。
漢方でも、「墨旱蓮(旱蓮草)」として、用いられてきた植物です。
ブリンガラージャはサンスクリット語で「髪の毛の支配者」の意味があり、文字通り「髪に良い」とされるアーユルヴェーダハーブです。
ブリンガラージャ(タカサブロウ)の効果
ブリンガラージャにはアーユルヴェーダハーブとしても、中医学の薬草としても、また漢方薬「旱蓮草(カンレンソウ)」としても使われてきており、いくつもの効果があります。
- 髪の質をよくする、頭髪の悩みに役立つ(Keshya)
- 目に良い(Akshirogahrut)
- 歯の健康をサポートする(Dantya)
- 肌色をよくする(Tvacha)
- 駆虫(Krimihara)
- 呼吸を整える(Shwasahar)
- 皮膚の不調に役立つ(Kushtahara)
- 貧血に役立つ(Pandunata)
- アーマを解く(Amanut)
- 頭痛に役立つ(Shiroartinut)
- 抗毒(Vishaghna)
古くからの用途・使い方
ブリンガラージャ(タカサブロウ)は漢方薬や薬用オイルを目的として栽培されることが多いです。
漢方薬として
ブリンガラージャには漢方「旱蓮草(カンレンソウ)」として使われてきました。
五臓の腎を補うことから、潤いを与えて髪や肌を老化から守り、足腰の弱りなどアンチエイジングの妙薬として使われています。体のこもった熱を冷ますため、ほてりやのぼせ、または熱による出血傾向にもよいとされています。
熱を冷ます働きがあるため、冷えが気になる方は体を温めるお茶や生薬と組み合わせると良いでしょう。
中国医学の薬草として
中国医学の薬草として清熱涼血、止血薬として吐血、喀血、血尿、下血、性器出血、若白毛、淋病、帯下、陰部湿疹などに応用されてきました。
中国医学では、髭や髪の白い者は血熱であり、歯の固定しない者は腎虚で有熱であることから、血を涼め血を益せば髭や髪が黒くなり、歯もこれによって固定すると考えられています。五行説では黒は腎経に入る色であることから、このような効能が導き出されたのでしょうか。
アーユルヴェーダハーブとして
ブリンガラージャは「髪に良い」とされるアーユルヴェーダハーブの1つです。
昔から、インドの伝統医学アーユルヴェーダで、用いられてきました。
アーユルヴェーダでは、次の効果があるとして、使用されてきました。
- 若返り効果
- 記憶力・集中力を改善
- 白髪や脱毛の予防を助ける
中国医学と同様に髪を黒くし、また止血作用があるとし、薬用オイルなどとして利用されています。
毛染めとして
ブリンガラージャの茎を折ると特徴的に断面が黒くなります。
これは茎に含まれるWedelolactoneが酵素によって酸化されるためであることが明らかにされています。
その搾り汁は黒色染料や毛染めに使われたこともあるようです。
ブリンガラージャ(タカサブロウ)の特徴まとめ
ブリンガラージャの特徴をまとめると・・・
- 『髪の毛の支配者』と呼ばれるほど、古くから髪の毛のケアにつかわれてきた
- 漢方カンレンソウとしてアンチエイジング目的で使われてきた
- 中医学の薬草としても使われてきており止血作用がある
- 茎を切ると黒くなることから、しぼり汁は毛染めに使われてきた
- 記憶力や集中力を改善する効果があるといわれる
といった特徴があります。
エコヴェーダ商品では、ヘアケアはもちろんのこと、経皮吸収効果による健康促進効果を狙えると考えて、下記のシャンプーにブリンガラージャを含有しています。
ブリンガラージャ(タカサブロウ)が含まれる商品
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100%植物性の、本当の意味で髪にも心身にも環境にも優しいシャンプーとなっています。
是非お試しください。
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