冬のヘナで気をつけたいこと|冬場のヘナは染まりが悪い? 身体が冷える?

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寒さ本番。
今日のテーマは、そんな寒い時期ならではの「ヘナ」でのケアについてです。

ハーブ(植物)の力で、白髪が染められ、髪にも、健康にも、自然環境にも、お財布にもやさしいヘナでのセルフケア。手軽に使えるし、いろんな効果が得られるしヘナでのケアは、まさに「良いこと尽くし」。

でも、寒さが厳しい時期は、少しだけ気をつけたほうがいいことを、2つご紹介します。

*ヘナの効果や、使い方・始め方を知りたい方はこちらをどうぞ↓

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注意点1:冬場のヘナは「冷え」に注意

ヘナには「身体を冷やす効果」がある

ヘナの原産地は、南インドです。

植物としてのヘナが好んで育つのは、朝晩の寒暖差が50℃以上もあるような砂漠に近い乾燥地帯。

想像するだけで、暮らしていくのが大変そうですが(苦笑)、そうした地域において、ヘナは、伝統的に「身体を冷やす」「鎮静作用がある」ハーブとして、用いられてきました。
ヘナがインドの伝統的ハーブとして語り継がれてきたのは、こうした薬効による理由が大きいことでしょう。

しかし、私たちが住むのは日本。

真夏であれば、こうしたヘナの効果を十分に味わえるのですが、冬は要注意!
身体を冷やしすぎてまう可能性があるのです。

冬場のヘナが体調不良につながることも

「冷えは、万病のもと」と、昔から言われてきましたが「冷え」はさまざまな体調不良の原因となり得ます。

そのひとつが「消化力」の低下。
身体が冷えると、消化力が低下し、消化力が低下すると身体全体の不調が起こりやすくなるのです。
(詳しくはこちらの記事もご覧ください)

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たくさんの効果があるヘナだけれど、その効果を存分に味わうために、冬場は「冷え」対策が大切。
「身体を冷やさない工夫」をしたうえ、ヘナでのケアをすることをお勧めします

身体を冷やさずに「ヘナ」を使う3つの工夫

「ヘナ」を使う時は暖かい部屋で

1つ目の工夫は環境です。
「ヘナ」を使うときは、できるだけ暖かい場所で行うようにしましょう。

暖房の入った部屋で使ったり、中にはお風呂でヘナを塗り、そのままゆっくりお風呂に浸かりながらヘナの浸透を待つ方もいるそうです。

ヘナの待ち時間に注意

特に身体が冷えやすいのは、ヘナを塗ったあとの待ち時間です。
「60分程度お待ちください」とご紹介していますが、この時間は、ヘナの力が身体に染み込む最高のリラックスタイム。

・・・なのですが、この時間こそ身体を冷やしやすいのです。
よって、ヘナの待ち時間は、身体を冷やさないように念入りにケアしましょう。

対策としては、次のようなことが考えられます。

・足湯をする
・ハーブティーを飲んだりして身体を温める
・汚れてもいい帽子を被る

ヘナの待ち時間に使用できる「帽子」も販売されているので、気になる方はAmazon、楽天などで調べてみてください。

頭皮マッサージを取り入れよう

寒い季節は、身体全体の血行が滞りがちとなります。
美しい髪を保つうえでとても大切な「頭皮」も同様です。
だからこそ、ヘナでのケアも前に「頭皮マッサージ」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

「頭皮マッサージ」とは言っても、難しく考える必要はありません。
自分の指を使って、頭皮を揉みほぐすだけでも十分です。

さらに効果を高めたい方や、特に寒い時期などは、オイルを使ったマッサージがおすすめです。
オイルマッサージには、頭皮の血行をよくし、身体を温める効果だけではなく、余分な皮脂を取り除いたり、乾燥を防いだりする効果もあります。

ぜひ取り入れてみてください。

(参考)
アーユルヴェーダ式 オイルマッサージ

*当店がご紹介しているSimSim Japanの代表・天然美容家まよさんが紹介する「頭皮マッサージ」のやり方です。ご参考になさってください

注意点2:寒い時期は、色の入りが悪くなる可能性がある

「冷え」のほかにもご注意いただきたいポイントがあります。
それは、特に「白髪染め」に影響がある部分。

寒い時期のヘナは、白髪染めの効果が弱まる可能性があります。

というのも、ヘナに含まれている「ローソン色素」が髪を染めるためには、ある程度の温度が必要です。
ペーストをつくる際の水の温度が低いと、色素が機能しなくなってしまうのです。

「ヘナは、ぬるま湯で溶いてペースト状にしましょう」

とお伝えしていますが、特に冬のあいだは、45度くらいの、いつもよりやや熱いぬるま湯を使うことをお勧めします。

ただし、熱湯だとローソン色素が破壊されてしまうのでご注意ください。

* * *

知れば知るほど、そして使えば使うほどに思います。

「ヘナ」はすごい!!!と。

ただ植物(=自然)なので、いつもこちらの都合通りにはいきません。
いい付き合い方をしていくためには、私たちの側にちょっとした「工夫」が必要になるわけです。

自分にとって心地いい「ヘナとの付き合い方」、探していきましょうね。

感想やご質問などがあれば、お気軽にご連絡ください。
https://thebase.com/inquiry/kamihenna-base-shop

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