【写真入り】ヘナ染めのはじめ方|初心者でも自宅で簡単に塗る方法。

商品の使い方
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引き算の美容のエッセンス、なくてはならないサポーターが「ヘナ」。
定期的にヘナでケアをすることで、白髪を染めたり、健康な髪と頭皮を取り戻したりと、さまざまな効果を得ることができます。
この記事では、ヘナによるケアをはじめるために必要なことを徹底解説!
はじめてヘナを使う前に、ぜひお読みください。
とはいえ、個人的な感覚としては、粉/お湯の分量、塗った後に置いておく時間など、最低限の決まり事を守っていれば、意外と効果は得られるものです。
以下で紹介するのは、一つのスタンダードです。
最初から「完璧」を目指すのではなく、ご自分なりの「ヘナの塗り方」を試行錯誤しながら見つけてみてください。

必要なものを準備しよう

まずは必要なものを準備します。

①ヘナの粉

これは、私たちの販売しているヘナのなかで、いちばん基本的なもの。
このあとは、この商品を使うことを前提にして説明していきますが、「レッド」「ブロンド」、他社の商品をお使いいただいても結構です。
自分にあったもの、自分が使いたい「ヘナ」を使いましょう。
自分の髪の長さに合わせて、必要な分量の「ヘナの粉」を準備します。

②ぬるま湯

ヘナの粉を溶くためのぬるま湯を準備します。
お風呂と同じくらいの温度のお湯(42℃前後)を使うと、混ざりやすく感じます。
【分量の目安】*eco vedaオーガニックハーバルヘアカラー オレンジの場合
髪型のタイプ  ヘナの粉 ぬるま湯
ショートヘア
(耳が隠れる程度)
25g 100ml
ミディアムヘア
(肩にかかる程度)
50g 200ml
ロングヘア
(肩〜胸のあたりまで)
75g 300ml
エキストラロングヘア
(胸より下)
100g 400ml
なお、分量はあくまでも目安です!
特にeco vedaのヘナは天然100%のため、季節/気候の影響を受けやすいのか、同じ分量を使っても、出来上がりの柔らかさが違うことがあります。
上記を目安にしながら”今日の自分にちょうどいい量”を見つけていきましょう。

③ヘナを溶くボウル

④泡立て器

ヘナの粉とぬるま湯を混ぜ合わせて溶くために使います。
ボウルは「プラスティック製」「ガラス製」がおすすめ。
金属製のボウルは、使用しないでください。
金属と植物のヘナが化学反応を起こし、色が変色してしまいます。
泡立て器は”100均”で売っているもので十分ですが、少し小さめのものが使いやすくておすすめです。
ヘナを混ぜる
*(参考)写真で使っているもの
 ボウルはこちら
 泡立て器はこちら

⑤汚れてもいいタオル

⑥キッチンペーパー

ヘナを塗った後、髪に浸透させる際に使います。
事前に準備しておきましょう。
ここまでは必須のものですが、以下あると便利なものもご紹介します!

【あると便利なグッズ】

⑦ビニールの手袋

溶いたあとのヘナは、手で塗るのがおすすめ(塗りムラが少なくなります)。
ただ、直に触ると手にオレンジ色の色素がつくので、気になる方は「ビニールの手袋」をご準備ください。

⑧はけ

いちばん塗りづらいのは「生え際」の部分。
生え際を塗るときは「はけ」を使うと便利です。
ないときな、未使用の「歯ブラシ」でも代用可能です。

⑨カラークロス

「服にヘナがつくのは嫌だ!」という方は、カラークロスを使うのがおすすめです。

⑩床に敷くもの

「ヘナが垂れて汚れるのは嫌だ!」という方は、床に何か敷物をするのがおすすめです。
我が家では「レジャーシート」を使っています。

パッチテストをやってみよう

パッチテストは、耳の後や腕の内側など目立たない場所で行います。
①パッチテストをやる場所を清潔にします
②使いたいヘナの粉を少量ぬるま湯で溶き、 溶いたヘナを綿棒で10円玉くらいの大きさに塗ります
③自然乾燥させ、そのまま触れずに2日間(48時間)置いてください
ヘナのパッチテスト
塗った直後や2日間(48時間)の間に、かゆみ、はれ等の異常を感じたら、直ちに洗い落として染毛することをおやめください。
なお、塗った箇所が赤オレンジ系の色に染着しますが、日にちが経てばしだいに落ちていきます。

ヘナの準備をしよう

さて、いよいよヘナを塗る準備をはじめます。
①プラスチックまたはガラス製の容器に、分量のヘナの粉を入れます。

 固まりがあるときは、つぶして液状にします

②分量に応じたぬるま湯を用意します。

髪型のタイプ  ヘナの粉 ぬるま湯
ショートヘア
(耳が隠れる程度)
25g 100ml
ミディアムヘア
(肩にかかる程度)
50g 200ml
ロングヘア
(肩〜胸のあたりまで)
75g 300ml
エキストラロングヘア
(胸より下)
100g 400ml
大切なことなのでくり返すと、分量はあくまでも目安です!
特にeco vedaのヘナは天然100%のため、季節/気候の影響を受けやすいのか、同じ分量を使っても、出来上がりの柔らかさが違うことがあります。
少しずつ加えながら調整していきましょう。
③ぬるま湯を、全体に行き渡るように加え、泡立て器を使って溶いていきます。

*粉の量が多いときは、大きめの泡立て器を使用するほど早く溶くことができます。

④マヨネーズよりも、少しやわらかいくらいになったら出来上がりです。

ヘナのぬれる状態はマヨネーズより少しやわらかいくらい

ヘナを塗ろう

①手にヘナを適量、取ります
ヘナを適量とる
②頭の前方から直接頭皮に軽くもみ込むように塗っていきます 
ヘナを塗り込む
*基本的に事前のシャンプーは不要です。
ただし、よほどカチカチに固めている場合は、さっと洗い流してから使っても良いかもしれません。

 (そのあたりはお好みで♪)

 
少しずつ頭頂部に移ります
片手で髪を持ち上げたら、もう一方の手で頭皮や髪の根本にヘナを塗ります。

圧力をかけるのではなく、髪を洗う時のような感じで塗ります。

④側頭部を塗っていきます
ヘナをつけた手で、髪を下から上に持ち上げるように、かき上げるように塗っていきます。 
*利き手と反対側、あるいは白髪が多いほうから塗るのがおすすめです。
ヘナを側頭部に塗り込む
⑤片側が終わったら、もう一方を塗っていきます

(これまでと同じような要領で塗っていきましょう)

 

 
⑥続いて、後頭部を塗っていきます
片側から、下から上へと塗っていきましょう。
ヘナを後頭部に塗り込む
⑦毛先を塗っていきます
*髪が長い人は、ヘナのボウルに毛先をつけて、そこから手で延ばすと楽に塗れます
ヘナを毛先に塗り込む
⑧塗り終わったら、髪の毛を頭の上で丸めて固定します
このとき、クリップ型のピンを使うと便利です。
⑨ハケを使って額やこめかみの生え際を塗ります
ヘナをこめかみや生え際に塗り込む
*写真では、思い切り皮膚についていますが、急に肌がオレンジに染まることはないので、ご心配なく。

気になる方は、塗り終わった後に、拭き取るとよいでしょう。

 
額や生え際にペーパータオルをつけて、ヘナがたれるのを防ぎます
このひと手間で、生え際の染着がよくなります。
ヘナを塗った後はペーパータオルで包み込む

時間を置いてから、洗い流そう

①汚れてもよいタオルを使用して、ターバンのように巻きます
②この状態で1時間置きます

*ラップを巻いたり、ビニールキャップをかぶったりすると、蒸れてかゆくなることがあるのでご注意ください

ここまで準備して、塗った方だけが味わえる、ヘナがゆっくり、じっくりと浸透する贅沢な時間です。
ヘナには抗酸化作用があると言われています。
塗った後、どんな感覚があるでしょうか?

ヘナが浸透する感覚を味わいながら、ゆったりとお過ごしください。

なお、私は、タオルの上からさらにストールを巻いて、オンライン会議に出たり、買い物に出かけたりすることもあります♪

ヘナを塗った後は頭にストールをターバン状に巻くとオシャレ。外にも出れるしオンラインミーティングにも出席できる

③お湯で十分に洗い流してから、シャンプーをつけてすばやく洗い、さらにお湯でよく洗い流します

シャンプーは「マヘンディシャンプーH」がおすすめです。

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④ドライヤーで髪を乾かします
この段階になると、手触りが良くなっていることを実感できるはずですよ!
以上です。

おわりに

個人的な感覚ですが、ヘナ塗りは、そんなに厳密にやらなくても大丈夫!
適当にやっても、意外と効果はあるものですよ。
「正しく」「しっかり」よりも、「自分の感覚」に目を向けてみてくださいね。
ただし、化学薬品に比べると効果が出るのがゆっくりです。
「効果が出ない!」と思っても、気長に、最低4回(できれば週に1回/1ヶ月)は続けてみてください。
疑問点がありましたら、お気軽にお尋ねください(^ ^)
kami.henna.llc@gmail.com

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