【アレルギー】自然は100%安全?植物には防衛機能があるよの話

【アレルギー】自然は100%安全?植物には防衛機能があるよの話 商品の使い方
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”自然由来の力”と聞くと安心・安全な印象がありますよね。
薬草や漢方と聞いても副作用などなさそうな気がしてきます。

でもしかし、実際そこにも「アレルギー」というものが存在します。

引き算の美容においても、余計なものを減らし、なるべく自然の力を借りて、あなた本来の美しさを取り戻すことに重点を置いていますが、だからこそ”アレルギー”というものにも配慮する必要があると思うのです。

「植物・自然・安全」というのは概ね正しいですが、ご自身に合う・合わないがあることをふまえて、ぜひご自身の目で見極めてほしい。

今回は、自然の力を借りるうえで配慮しておきたいアレルギーについて伝えていきたいと思います。

植物は防衛機能を備えている

植物、自然由来のモノ・力は古くから活用されている、歴史の長い知恵です。
それ故に、体に良いとされる植物は世界各地に存在しています。

植物は化学薬品のように合成されたものではなく、植物は自然界で育っていますから、同じ自然物である体への親和性・安全性は高いのは確かです。

ただし、植物も生きていますから、身を守るために、特に種を残すために防衛機能を備えています。
「漆」なんかはわかりやすくて、触るとかぶれますね。あれは「漆」が外敵から身を守るための防衛機能なわけです。

また、植物の防衛機能は、人間にとって害になる場合もあれば、害にならない場合もあります。
たとえば、ミントやレモングラス、ローズマリーなんかは虫除けの効果があるハーブで、虫にとっては相性の悪い植物。だけど、人間にとっては香草として料理にも使われる相性の良い植物なんです。

さらにいえば、植物の防衛機能は万人とって毒になる場合もあれば、ある特定の人にだけ毒になる場合があります。
先ほどの「漆」は万人にとって毒になる植物で食べれば命の危険にさらされます。
一方で「蕎麦」なんかは多くの人にとって栄養となりますし、しかも美味しい。だけど、一部の人にとっては「アレルギー」の原因になる注意すべき植物になるのです。

こんな感じで、世界中で良いといわれている薬草についても、残念ながら絶対にアレルギーが起きないとは言い切れないのです。多くの人にとっては栄養でも一部の人にとっては毒=アレルギーになることがある。

万人にあてはめることができないからこそ、ご自身のことはご自身で確かめる必要があるのです。

自然のメカニズムを知ることが大事

しかし、消費者、特に女性には根強い「植物=自然=安全」という考えを持っている人が多く、それゆえにトラブルが多く発生しています。

自然と人が交わるには相性(個体差)がある

ヘナを例にとってみると、もちろんヘナも植物なので、人によっては”かぶれ”を起こすことがあります。
具体的には、ヘナの着色成分であるローソンの量があまりに多いと”かぶれ”を起こすといわれているのです。
でも、ローソン自体が毒かというと、そうではないです。その人の許容量を超えるとかぶれるということです。
それは体に良い食物繊維でも取り過ぎると下痢になるのと似たようなこと。
その許容量が人によっては、アレルギー的に反応して”かぶれる”ことがあるということなのです。

他にもエッセンシャルオイルなんかも植物性が強いものでは、直接肌につけると”かぶれる”ことが多いので、希釈して使用するなど、皮膚へ直接塗布することは避けるべきでしょう。

自然はゆらぐ、毎年一定ではない

さらに、植物は自然界から採取しますから、毎年同じもの、同じ状態のものが採れることはありません。

毎秋恒例のボジョレーヌーボーは「今年は○○な味です」みたいなのが毎年違うわけです。
いつも食べているお米だって、その年ごとに収穫量や出来は違います。

なので、自然のものは、常に安定して毎年同じであるはずがないという認識をもっていることが大事です。

自然が「安心」になる方法

ここまでみてきたように、自然との付き合いには、①相性(個体差)と②毎年一定ではないことが欠かせません。

けど、これって人間も同じですよね。
優秀な人を集めたからってうまくいかない。そこには相性もあるし、その人のコンディションも毎日変わるわけです。
想像してみてください。相性を無視してチームを組んだら、毎日仕事が苦痛になってしまいます。だから顔合わせは大事です。
コンディションが悪い人に負担をかけすぎると、またまた人間関係は悪化します。

それは植物=自然も同じ。
だからこそ、植物はその特性を知り、正しい方法で使用し、自分に合っているかを確かめる。
そうすることで初めて安心して使用できるものなのです。

大事なのでもう一度いいますが、自然の力を借りるときは、

  1. 植物の特性を知り
  2. 正しい方法で使用し
  3. 自分に合っているかを確かめる

この段取りを踏んでいってください。

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ヘナの粉末

私たちがご紹介しているヘナも、やはりその段取りは是非踏んでいってほしいです。

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自分に合っているか確かめるためにパッチテストをやってほしい。

それが、安心安全につながります。

私たちもeco・vedaのヘナの品質は自身を持っているのですが、相性=アレルギーの部分だけはどうしても保証することができませんので、是非ご自身で確かめいただきたく思います。

おわりに

いかがだったでしょうか?

アレルギーというものを通して、自然との植物とのヘナとの付き合い方を書かせていただきました。
書きながら、人付き合いとあまり変わらない部分が多いなというのが筆者的には発見でした!(笑)
「生き物」としての共通性にときめきつつ、やはり私たち自身も「自然」なのだなと思うばかり。
だからこそ、「自分らしい本来の美しさ」というのが、作られた美しさよりも美しいと感じてしまうのだなと再認識させていただきました。

だから、この仕事をやっているのかもしれません…

と筆者のつぶやきはこの辺にさせていただきます。

他にも、ヘナ染めをしていて疑問点などがありましたら、ぜひKAMI.llcメンバーにお気軽にご相談ください。

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