『ヘナを使わずインディゴのみで染めても大丈夫でしょうか?』
というお問い合わせは多いです。
また、インディゴ系商品のみを買われるお客様もチラホラいらっしゃいます。
エコヴェーダの商品でいいますと、『ダークブラウン』と『ディープチェスナット』がインディゴ系ヘアカラーですね。
結論としては、
『髪の状態と、目指している効果によります!』
となってしまいます。
弊社としては、やっぱりヘナとの併用で2段階染めの方がオススメですとなるのですが、
実際インディゴのみで染めた場合にどうなるかをご説明したいと思います。
ヘナを使わずインディゴのみで髪を染めた場合
ヘナを使わずインディゴのみで髪を染めた場合に起こることを、
- 髪の染まり具合
- トリートメント効果
とに分けて説明したいと思います。
髪の染まり具合
インディゴ系染料のみで髪を染めるとどうなるか?
インディゴ成分は”藍染”の”藍”にも含まれるように、青みがかることがある成分です。
なので、藍色の髪を目指すのであれば、インディゴ系染料のみを使うのは良いかもしれません。
しかし、茶色系の髪色を目指す場合には、インディゴ系染料のみを使うのはおススメできません。
なぜなら、茶色系の髪色は、ヘナのオレンジ+インディゴの持つ藍色を補色することで自然な茶色に染色することができるからです。
(引用元:インディゴだけで白髪染めしてもよい?©2023 マハラニヘナ質問集)
商品名どおりの『ダークブラウン』や『ディープチェスナット』を目指す場合にはオススメできないのです。
商品ページにも書いてある通り、2段階施術が前提の商品であることをお気を付けください。
つづけて、インディゴ系染料のみを使った場合、髪の状態によって、どのように染まるか見ていきましょう。
白髪の場合
白髪がある場合は、インディゴだけで染めますと、藍色に染まってくる可能性が高いです。
黒髪の場合
黒髪の状態の場合は、インディゴだけで染めますと、青味がかってくる可能性が高いです。
茶髪の場合
現在、栗色、ダークブラウン系に染まっている、あるいは、もともとの地毛の色がダークブラウン系の場合は、インディゴだけで染めますと、黒髪系の色にそまってくる可能性が高いです。
以上のような色合いになるので、ご自身の現在の髪色をみながら、ヘナを使うタイミングorインディゴ系染料を使うタイミングかを見極めながら使うのがベストということになります。
ヘナとの組み合わせ方(お客様の事例)
お客様の状況をみていると、週ごとに使い分けをされている方が多いように思います。
例えば、
①ヘナの週、インディゴの週と隔週で使う
②ヘナの週を2回続けたあと、インディゴ系染料の週という2:1のバランスで使う
③ヘナの週を3回続けたあと、インディゴ系染料の週という3:1のバランスで使う
みたいな形です。
是非使いながら、ご自身の髪の状態と、目指す髪色を見ながら、ベストなバランスをみつけていただければと思います。
トリートメント効果を目指す場合には
インディゴは自然のハーブではありますが、トリートメント効果のある成分は含まれておらず、刺激も強いので、量を多く使うと髪がパサついてくることがあります。
そのため、トリートメント効果まで目指すのであれば、やはりヘナは欠かせません。
是非ヘナとの2段階施術で、艶やかでコシのある美しい茶髪を手に入れていただきたいなと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
もう一度結論を申し上げますと、
インディゴ系染料のみを使用するのは藍色系の髪を目指す人以外にはおススメできません。
特に美しい茶髪を目指す方には、ヘナとの併用による2段階施術が必須になってきます。
2段階施術のやり方についてはコチラの記事をご参照ください。
また、ヘナとインディゴ系染料のセットもご用意していますので、是非お試しください。
以上、「ヘナを使わずインディゴのみで髪を染めるとどうなるのでしょうか?」でした!
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