ヘナを続けると、どんな変化が起きるのか?
いろんな方が、いろんな体験談をまとめています。
おそらくヘナ体験者の数だけ、それぞれの変化があると思うのですが、今日は、私自身に起きた変化を色々な視点からまとめてみますね。
注:私が使用したのは、エコヴェーダの基本のヘナです。以下で「ヘナ」と書くのはエコヴェーダの「2019オーガニックハーバルヘアカラーオレンジ」のことです。
髪の変化
「髪がきれいですね」と褒められるようになった
まずは、髪の変化です。
最初こそ「ヘナショック」と言われる髪の軋みを少し感じたりはしました。
でも、2回、3回とくり返すと、どんどんツヤが出て、サラサラになっていきました。
元々、私の髪は、一本一本が太くて頑丈な、いわゆる「剛毛」。
しかも量が多くて、まとまりづらく、扱いやすくするためにはパーマやトリートメントは欠かせない思っていました。
でも、ヘナを続けると、一本一本のコシ、強さはそのまま維持されながらも「しなやかさ」「サラサラ感」が高まる……と、明らかに髪質が変化。
一気に扱いやすさが増し、ふつうにブローをするだけで、ヘアスタイルを維持できるようになりました。
そして、ヘナをはじめて3ヶ月くらいから「髪がきれいですね」と褒められることが増えてきて、そうなるとますますヘナを使いたくなり、ヘナをすればするほど髪質が良くなり、髪が扱いやすくなっていく……という感じで、今でもほぼ週に一度のヘナ塗りを続けています。
(私の髪の変化)
(私のパートナーの髪の変化)
髪が伸びるスピードがはやくなった
なお、上のBefore&Afterは、半年ほどしか経っていません。
(注:ヘナを塗りはじめるまでにグズグズしていた3ヶ月があったので、ヘナをしっかり始めてから3ヶ月ほど経ったタイミングでの写真です)
でも、この期間で、私の髪は「ボブ」から「セミロング」にまで伸びました。数字でいうと10センチ強。
髪が伸びる速度は、1ヶ月あたり約1センチ、1年間で12センチほど伸びるらしいので、約2倍の速度で伸びたことになります。
なお、髪が伸びるのが早い人/遅い人の違いとして、次のようなことが考えられます。
(編集注:髪が伸びるスピードは)
もちろん頭皮の環境によって多少は左右されます。頭皮の環境が良い場合、より1センチ伸びやすくなり、逆に悪い場合1センチ短くなります。さらに悪い人は、伸びきる前に髪の毛が抜けます。
ヘナによって頭皮環境が改善し、その影響で髪が伸びるのが早くなったのであれば、ありがたい限りです。
枝毛がほとんどなくなった
髪が伸びると「枝毛」ができるのは、当然のことだと思っていました。
でも、ありがたいことに、ヘナをはじめて以来、枝毛がほとんどなくなりました。
現在、私の髪は、背中の真ん中あたりまで伸びていますが、枝毛はあっても数本。見つけるほうが難しいくらいです。
(現在の髪の様子)
「ヘナは髪を丈夫にする」とは聞いていたけれど、ここまでとは……
以前は、肩を超えたら大半の髪は枝毛になっていたので、この変化にも驚きました。
身体的な変化:PMSが軽減した
身体的な変化は、たくさんあります。
他にもいろんなことをやっているので、完全にヘナと結びつけるのは難しい(因果関係がわからない)のだけど、確実に言えるのが「PMSの軽減」です。
以前は、生理予定日の数日前から身体が重くて、精神的に不安定になったり、異様な眠気・異様な食欲に身体が乗っ取られたりすることがありました。
でもヘナを始めてから、こうした症状が、ほぼなくなりました。
今では、PMSがない分、油断をすると生理周期をまるで忘れてしまうほど(苦笑)。
しかも、生理自体がかなり軽くなりました。
20代〜30代と重い生理に悩んでいた頃のことが嘘のようです。
ヘナに含まれる「ナフトキノン」という成分には、生理不順を整える効果があるそうです。
また、生理不順と「経皮毒」「経費吸収」の相関性も指摘されているので、なんらかの関係性があるのかもしれませんね。
金銭的な変化:ヘアケアにかかるコストが1/4になった
詳しくはこちらの記事に書きましたが、ヘナでのケアをはじめてから、ヘアケアにかかるコストが1/4になりました。
これだけ激減したのに、髪の状態は、未だかつてないほど良い状態。
これは本当にすごいことだと思っています。
心理的な変化:どこかで感じていた「美容の虚しさ」がなくなった
”かりそめ”の美しさもいいけれど、どこか虚しい
今では滅多に美容院に行かなくなってしまいましたが、私は、元々、美容院がとても好きです。
人に髪を触ってもらって、ケアしてもらって、美しくなれる。
美容院で「髪の仕上がり」を見るのは好きだし、帰り道、ふと映った自分の髪を見てはウキウキする……当時の胸の高鳴る感覚、今でも覚えています。
でも、美しい仕上がりに胸を高鳴らせながらも、こうも感じていました。
「この姿は、”かりそめ”なんだよなぁ……」
確かに美しくはなるのだけど、それは一時的なもの。
今がピークで、時間が過ぎるにつれて徐々に失われていくと、どこかでわかっている。直感的にも、身体的にも、心理的にもわかっている。わかってはいるのだけど、当時は”かりそめ”しか知らなかった。
だから、どこかで虚しさを感じながらも、いわゆる普通のヘアケアを続けるしかありませんでした。
ヘナでのケアは、その真逆。
施術時がピークで、どんどん美しさが減っていくわけではなくて、続ければ続けるほど髪が美しくなっていく。
ヘナを塗り、数日かけて髪に馴染んでツヤが増す……このサイクルを続けるたびに少しずつ何かが積み重なっていくように、髪が美しくなっていく「手応え」を感じ、自信で満たされていくような感覚です。
少しずつ「自分らしい美しさ」を築いていく——ヘナでのケアは、今の私にとってそんな営みになっています。
井上さゆりさんの体験談インタビューは、こうした感覚をとても素敵な言葉で表現してくださっています。
ぜひご一読ください!
「老いること」への恐怖心が薄れた
私がヘナに出会ったのは、少しずつ白髪で出始めてきた時期。
ヘナに出会う前、美容院ではじめて「白髪染め、どうしますか?」と言われた時は「あぁ、遂に私にもこの時が来たのか……」と思ったのでした。
でも、ヘナに出会い、白髪をヘナで染めている方々とたくさん出会うなか、この認識がどんどん変わっていきます。
だって、ヘナで染まった深みのあるオレンジは、とても美しいのだもの。
ヘナ染めをしている方に随分お会いしてきましたが、黒髪にオレンジが混ざっていると、肌色も明るく見えて、とてもアクティブな印象になります。「真っ黒に染めよりも、ずっと自然だし、似合っている!」と、いろいろな方に会うたびに感じました。
素敵なオレンジヘアを見続けてきたからかもしれないけれど、ある時から、白髪を染めた深みのあるオレンジヘアが「冠」のように見えるようになってきたのです。
人生を積み重ねてきたらから醸し出せる機微、奥行きのある美しさ。
「ヘナがあれば、私もこういう年の重ね方ができるかもしれない」と思うと、いつか白髪が増えることが楽しみにも感じています。
(ちなみに、今は、少しずつ出始めていたはずの白髪が、まったくなくなってしまいました。もしかしたら、これもヘナの影響かもしれません)
白髪にヘナのオレンジ色が入った髪は美しい!!
そう気づくきっかけをくださった方のお一人。
あきこさんの体験談もすばらしいものです。
ぜひあわせてお読みください。
「白髪=老い=イヤなこと」
以前の私は、なんて短絡的にものを考えていたのでしょう。
”その人らしさ”が最大限に発揮された状態、その人のもつ個性やエネルギーが溢れ出た自然体の姿こそが、何より美しい。
そう考えると「老い」は「本来の自分」というアートが完成するタイミング。
さて、どんなアートに仕上がっていくのだろうか……と考えると、ワクワクしますね。
そして、天然のヘナは、そんな本来の自分の美しさを引き出してくれる、心強いサポーターなのだと思います。
仕事面での変化:ヘナを知ってもらう活動をはじめた
こうしたメリットを、環境への負荷を最小限にした形で提供できる
今でこそ、こんな記事を堂々と書いて「ヘナを使った美容は、持続可能性が高い」なんて大っぴらに言っています。
でも、実は、少し前まで、髪と環境問題のことを全く切り分けて考えていました。
いや、どこかで薄々は感じていました。
「しみたら教えてください」と毎回言われるような薬を髪に塗ることが、身体にも環境にも良くないことを。
頭には「劇薬」を塗りながら、食べ物は「オーガニック」「無添加」を選ぶことの滑稽さを。
でも、それ以外の選択肢が見つからなかった当時は「見て見ぬふり」をして、気づかないフリをするしかなかったのだと思います。
それに、環境問題のような「大きな問題」は、何かを我慢して取り組むようでは、うまくいかないことは、身をもって知っているつもりです。
怒りや苦しみだけでは、本質的な効果を生み出せない。
「心地よさ」「幸福感」を我慢した活動は、どうしても限界があります。
でも、ヘナの効果に触れ「これは、本当に心地いい♡」と、うっとりしました。
ヘナを使っている人たちに会っては「なんて素敵なのだろう」と、憧れを抱きました。
ヘナを開発している方々の素晴らしさに触れて「応援したい」という想いが自然に湧いてきました。
そんな感覚が積み重なっていった末に感じたのは、、、
「自分のところで留めておくのはもったいない!」
という感覚でした。
こうしたことを身をもって経験した結果として、私は、「ヘナについてもっと知ってほしい」と思うようになりました。
そして、同じように「ヘナの素晴らしさ」を体感した仲間を巻き込んで、安心・安全で最高品質のヘナに気軽に触れてもらう場としてKAMI.llcを設立したのでした。
1年前の私が今の私を見たら、ビックリすると思います。
だって、1年前の私は、まだヘナに出会って2ヶ月弱。
「ヘナのすごさ」を理解はしていたけれど、仕事にする思っていませんでした。
その後、ヘナを塗るたびに、ヘナを使う人の話を聞くたびに、製造元のCNP社について知るたびに、そして何より、エコヴェーダの開発者・森田要さんと接するたびに「これは、自分のところには留めておいてはいけない」という、ある種の使命感のようなものが、メラメラと湧き立ち、今に至っているというわけです。
きっかけは、エコヴェーダの開発者・森田要さんの願いに触れたこと
そんなこんなで、今の私たちの活動が始まったわけなのですが、この記事では、まだ十分に語れていないことがあります。
それは、全ての「きっかけ」になったエコヴェーダの開発者、森田要さんのことです。
森田要さんがいなければ、私たちの今の活動は存在していません。
それくらい大きな影響を受けていますし、何よりも森田要さんの描く「ヘナが当たり前になった先にある未来のヴィジョン」に心から共鳴しています。
というわけで、次の記事では、森田要さんの描くヴィジョンについてご紹介いたしますね。
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