2022年末のご挨拶|KAMI.llcをご愛顧いただいている皆さまへ

お知らせ
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こんにちは。
KAMI.llc 代表の柏原里美です。
いつもKAMI.llcをご利用くださり、ありがとうございます。

2022年を振り返る

2022年5月に創業、6月にBASEにてSHOPをオープンしたKAMI.llc。

ぶっちゃけて申し上げると……
創業時に思い描いていた「やりたかったこと」は、まだまだ1/10もできていません(汗)

体験会などのイベント、キャンペーンの面でもそうだし、キャッシュ(売上含む)の面でもです。

もっと色々なコト・モノを、お届けてしたかったのにーーー!!!
いやはや、現実は予定通りにはいかないものですね……

とはいえ、予定外の良いことがたくさんありました!
何よりありがたかったのは「オーガニックヘナ、ハーブ」を通じてみなさまと出会えたことです。

とても残念なことではありますが、
「オーガニックヘナ、ハーブ」を用いたセルフケアは
まだまだメジャーな美容ではありません。

にも、身体にも、メンタルにも効果的でありながら、お財布にもやさしく環境負荷も小さいのに……!」

ヘナ続けると、何が起きるか?【写真付き実体験:髪質・ダメージ、身体・メンタルへの影響まで】
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そう常々思っている私にとっては、この現状に直面するたびに悔しさを感じてしまいます。
その意味では、今年は「伝える力」の拙さを痛感させられた一年でした。

オーガニックヘナ、ハーブを選ぶ理由

でも、まだまだメジャーな美容法ではないからこそ、
余計に際立って見えてくるものがあります。
それは、この方法を選んだみなさまお一人ひとりがもつ物語、ストーリーです。

・どうしてより手軽に、より安く手に入る市販品ではなくて、わざわざオーガニックヘナ、ハーブを選ぶのか
・どうして美容院のカラーリングではなく、自然の力で髪を染める方法を選ぶのか

なんとなく良いとされているものを、なんとなく無意識のままに続けるのではなく、
なんらかの違和感をきっかけに、自分で調べて、意識的に選ぶ。

そんな経験を、この記事をご覧になっているみなさまは積み重ねてきたのではないでしょうか。

この数ヶ月のあいだ、私は、
ご利用いただいているみなさまの一部に直接インタビューをさせていただくなかで
お一人おひとりの選択・決断にある物語、ストーリーに触れてきました。

その度に
「私たちが提供しているオーガニックヘナ、ハーブを用いた引き算の美容は、
 より統合的な、ホリスティックな、これからの時代の美容の要になる」
と、この活動をはじめたときに感じたインスピレーションが、
より確かなものになっていくのを感じました。

「その人らしさ」の詰まったストーリー

ところで、
体験・体感に根ざした物語って、本当にゆたかです。
体験・体感は、その方でしか語ることのできない、唯一無二の、その人らしさが詰まったもの。
私の本職は、編集者なのですが、
理路整然とした、よく作り込まれたプレゼンテーションよりも、
その人らしさが詰まった語りこそが、いろんな人の心を動かし、行動を変えていく……ということを、
職業人生のなかで何度も目にしてきました。

インタビューを通じて触れた、ヘナとみなさまの物語は、
まさに「その人らしさ」が詰まった、心動かされるものばかり。
まだお読みいただいていない方は、ぜひご一読ください!
(既にお読みになった方も、ぜひ何度も目を通していただきたいです)

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同じヘナを使っていたとしても、
そこに至った理由、経緯はもちろん、
使ってみて感じたこと、髪に起きた変化・生活に起きた変化は、まるで違います。
ヘナを塗る時間が「癒し」になる方もいれば、「よしやるぞ!」というスイッチになる方もいる。
毎週しっかりヘナを塗る方もいれば、思い出した時に使う……という方もいる。
コスパ重視で選ぶ方もいれば、開発者の想いに触れて選んだという方もいる。

それに、仕上がりに対しても語る言葉、表現もさまざまで色とりどりで、
それぞれがとても美しくて、胸を打つものです。

髪には「その人らしさ」「個性」が詰まっている

そういえば、基本のヘナはみなさまオレンジに染まるはずなのに、
人によって少しずつ仕上がりの色味が違うのですよね。

髪質はもちろんのこと、
過去にどのようなケアをしてきたのか(体験・経験を積み重ねてきたのか)、
どんなタイミングでヘナを使ったかによっても微細な違いが出るような気がしています
(とはいえ、だいぶ微妙な違いです)。

同じ商品を使っていても、仕上がりが少しずつ違うことも
「おもしろいなぁ」「味わい深いなぁ」と感じる
私のヘナの「推し」ポイントの一つです。

私は、グラフィックデザイナーの佐藤卓さんの、この言葉がとても好きです。

経験そのものが個性になってゆく。
無理やり生み出そうとするものが個性じゃない

ヘナを塗る体験はもちろんのこと、
ヘナに至るまでにあった体験・経験の全てが、
「個性」として、髪に詰まっている。

だからこそ、髪について、ヘアケアについてのストーリーに耳を傾けると、
以前から知っていた方の別の一面に知ったり、
まるで出会い直すような感覚を覚えるのかもしれません。

とはいえ、まだまだ直接お話をうかがえたのは数名ほど。
来年はより多くの方々の「体験・経験」に耳を傾けていきたいと思っています。

というわけで、ぜひみなさまの体験談をお寄せください!

「インタビューに協力してもいいよ」という方、
こちらよりご連絡いただけましたら幸いです。

「常識」「当たり前」を、頭・心・身体を丸ごと使って検証する

少し話は変わりますが。
私たちは、ケミカルなカラーリングやパーマ、トリートメントをお勧めしていません。
それに代わる方法として「オーガニックヘナ、ハーブを使ったセルフケア」を提案しています。

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引き算の美容とは? ここでは、美容家・森田要氏が提唱する「引き算の美容」をまとめて紹介します。 「本当の美しさ」を手に入れるために本当に欠かせないのは、「本質」を捉えた必要最小限の、ミニマル発想のヘアケアです。 森田氏の著作を参考にし...

なんて書くと「アンチ・ケミカル」であるように思われるかもしれませんが、
私は、自分のことを「アンチ・ケミカル」だとは思っていません。

というのも、一番の問題は、ケミカルな方法そのものではなくて、
ケミカルなケア以外の方法がほとんど見えなくなってしまっていることだと考えています。

ケミカルな方法、手法が必要なタイミングはありますが、
ケミカルな方法、手法だけが、万能な選択肢ではないはずです。

だからこそ、当たり前とされてしまっているケミカルな美容法に潜むリスクについて
できるだけ正しく、わかりやすくお伝えして、
代替案(オルタナティブ)として「より良いと思えるもの」を
エビデンスと体験の両方に基づいてご紹介したいと思い、この活動をしています。

ただ、私たちができるのは情報&体験をするきっかけのご提供まで。
実際の「体験・経験」は、お一人おひとりがご自分で行っていただくものです。

もし「真理」というものがあるのだとしたら、
それは、自分の頭で考えて、
実際に試し、体験・経験してみて感じたことではないでしょうか。
たとえ、どれだけ世間で「当たり前」「常識」とされているモノ・コトだとしても、
自分の思考・身体・感覚を丸ごと使って検証してみると、違った答えに出会うかもしれません。

日本漢字能力検定協会が年末発表する「今年の漢字」によると、
2022年の漢字は「戰」でした。

特に変わりなく過ぎるような日常生活と同じ水平線上で、今日も戦争が続いている。
見えづらくなってはいたとしても、その影響は様々なところに表れ出ようとしています。

2020年以来つづくパンデミックがそうであったように、
生活基盤を揺るがすような大きな変化が、いつ起きたとしても不思議ではないのが、
今、私たちが暮らす世界の「現実」なのでしょう。

そんな世界のなかで、私たちはどのように生きるのか。
より良い世界を次の世代に引き継ぐために何を為すべきなのか。
……なんてことを考え始めると、
どんよりとした無力感、絶望感に覆われてしまいそうになることもあります。
だけど、そんな時にこそ頼りになるのは、自分にとっての「真理」だと思うのです。

この活動をとおして出会ったみなさま全てが
思考・身体・感覚を丸ごと使って得られた真理を頼りに

大いに自分らしさを発揮していってほしい!

そんな想いを抱きながら、
つい先ほど、今年さいごの荷物の発送作業を終えました。

私自身、先の見えない時代だからこそ、
自分を丸ごと使って得られた真理を拠り所にして、
最大限の力で自分の為すべきことに取り組んでいくつもりです。

2023年はこれまで以上にさまざまな活動を展開してい予定なので、
どうぞ楽しみにお待ちくださいませ!

皆さまの活動も、ぜひお聞かせくださいね。

さいごに、今年さまざまな場面でご一緒させていただいた皆さま、
KAMI.llcの商品をご利用いただいた皆さま、
記事をご覧いただいた皆さま、
本当にありがとうございました!

どうぞ素晴らしい新年をお迎えください。

2022年12月31日
KAMI.llc 代表
柏原里美

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