白髪染めで白髪が増える!?本当はヤバいケミカルなカラーリング

白髪染めで白髪が増える!?本当はヤバいケミカルなカラーリング 引き算の美容
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「白髪染めをすると白髪が増えるよ!」
と聞くとあなたはどう思いますか?

「えっ!白髪無くすために白髪染めているのに・・・どういうこと?」
と思う人は多いのではないでしょうか。

さて、本当に白髪染めで白髪が増えてしまうのでしょうか?
今回は白髪染めの真実にせまっていきましょう!

白髪染めで白髪が増えるって本当?

結論から言うと、ほとんどの場合「本当」です。

ほとんどの場合といったのは、白髪染めの”染料”に何を使うか?で大きくその効果が変わってくるからです。

ただし、一般的な白髪染めに使われているケミカルなカラーリング剤は、化学薬品でありとても強い成分です。
それを使う場合は、白髪が増える可能性は格段に高くなります。
むしろ”白髪”だけでなく、”薄毛”の可能性も高まるほどです。

それは白髪染め・カラーリング剤のしくみを知ると、よくわかります。
ケミカルな白髪染めで白髪が増えるのは当たり前だと思ってしまうほどです。

だからこそ、まずはしくみを知ること大事。

特に白髪染めは1度だけでなく、定期的に何度も繰り返すため、髪や頭皮へのダメージも蓄積されやすいので注意が必要なんです。ダメージが進めば進むほど頭皮や髪が弱り、白髪の発毛を止められない状態になり、白髪が増えやすくなりますし、頭皮環境を整えるのにも相当な時間を要するようになりますから・・・

ヘアカラーリング製品のしくみ

それではヘアカラーリング製品についてみていきましょう。
ヘアカラーリングは分類すると次のようになります。

カラーリング商品のまとめ

大きく分けると「医薬部外品」と「化粧品」にわかれます。

この中で一般的なヘアカラー・白髪染めというと、医薬部外品のヘアカラーリング製品が主です。
なぜなら、医薬部外品の方が、しっかりと色が入り、色持ちがよいから。

美容院で使われるのは上の医薬部外品によるところがほとんどですし、自宅で染めている方でも、色づきが良い・色落ちがしづらいということで、医薬部外品の方を使われてる方が多いのではないでしょうか?

ただ、それは「医薬部外品」の方が強力な化学薬品であることの裏返しです。
医薬部外品の方が、髪を染める力が強い分、強力な化学薬品であることは言うまでもありません。

ヘアカラーリング製品を使われてる方は、是非一度、自分がどちらを使っているのか確認してみてくださいね。

ケミカルな「医薬部外品」による白髪染めのしくみ

では、その医薬部外品による白髪染めのしくみについて、お伝えします。

永久染毛剤のうち、酸化染毛剤で髪を染めるものが通称「ヘアカラー」「ヘアダイ」「白髪染め」などと呼ばれているものです。

このときいわゆる「1剤」と「2剤」というものを混合してしようします。

  • 1剤には酸化染料(主にジアミン系)とアルカリ剤のトリートメント剤
  • 2剤には過酸化水素水とトリートメント剤

1剤と2剤を混合させて髪に塗布すると、まずアルカリ剤が髪の毛のキューティクルを開いて、内部に化学物質が浸透しやすい状態にします。

その状態で、薬剤を混合した状態で発生する活性酸素がメラニン色素を分解して脱色する、いわゆるブリーチの状態になります。
また、ジアミン系の酸化染料は分子が小さいため、髪の内側の成分「コルテックス(毛皮質)」の内部まで浸透します。
浸透後、過酸化水素水との混合で酸化反応をおこして巨大化、不溶性の粒子を作り出します。
この粒子はキューティクルの隙間を通り抜けられない大きさになることで、髪の内部から染料を流出しにくくします。
そして、粒子が発色して、お好みの髪の色となるのです。

カラーリングで白髪が増える原因

さて、ここで問題が起こります。
白髪染めの薬品は頭皮や毛根に付着し、綺麗に洗い流したつもりでも、どうしても頭皮に薬剤が残ってしまいがちです。すると、頭皮や毛根に残った薬剤から発生した活性酸素は正常な毛根の働きや発毛のための機能を低下させ続けます。
特に、漂白剤にも使われる2剤の過酸化水素は、メラニンを破壊して脱色するだけでなく、色素を生成するのに必要な酵素「チロシナーゼ」まで壊すといわれています。
そういった物質が残ってしまう。
だからこそ、使用を繰り返していると、髪の色を保つのが難しくなってしまう。
さらに、1剤及び2剤で、キューティクルを開き、メラニン色素が破壊された髪は、髪の中の間充物質(水分やタンパク質)がどんどん外へ流出していくことになります。結果、髪の毛がパサパサと傷んだ状態になるのです。
つまり、いわゆるヘアカラーをすればするほど、髪は傷み、白髪が増えることになるのです。

頭皮が腫れたり、顔が腫れることも・・・

酸化染料の中でよく使用される「ジアミン系染料」は髪が傷むだけでなく、使用により頭皮が腫れる、ブツブツができる、まぶたや顔が腫れるなどのアレルギー症状が表れることがあります。

「パラフェニレンジアミンはアレルギー反応で頭皮がかぶれたりするだけではありません。強い発がん性があるうえに、骨髄などに深刻な障害を与えることが明らかになっています。

ジアミン系の薬剤は、’91年にフィンランドで使用が禁止されたのを皮切りに、世界各国で使用禁止の流れが広がりました。ところが、日本ではこの物質がいまだに白髪染めに使われています」(坂部氏)

(引用元:危険物質まみれのものも…!日本の「白髪染め」は危ないかもしれない/週刊現代©講談社

なんと、もはや30年も前に世界的には使用禁止の流れとなった薬剤なわけです。

髪を染める際に肌がチクチクする経験がある方もいらっしゃると思いますが、自分に合わなかったでなくて、ジアミン系染料の影響だったかもしませんね。

経皮吸収のことも考えると、髪や頭皮だけでなく体への負担も考えられますね。

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白髪を増やさないカラーリングはある

さて、ここまで白髪染めが白髪を増やす原因について、書かせていただきました。

いかがだったでしょうか?

白髪を染めて目立たなくさせようとしているのに、逆に白髪を増やしてしまうという逆効果にしないためには、髪や頭皮に刺激の少ない白髪染めを選ぶことが大切ですね。

もちろん、世の中には「白髪を増やさない”白髪染め”」もございます。
それも古来から長らく使われてきた安心安全なものが。

それがヘナです。

100%天然植物のヘナであれば、ケミカルなカラーリング剤のように、髪を傷めたり、かぶれなどの皮膚障害を起こしたりする危険性はほとんどなくなります。
(植物なので、人によってはアレルギーの可能性はありますので、使用される際にはパッチテストをオススメしています)

さらに、トリートメント効果がありますので、抜け毛や白髪が増えるのを抑えることもできます。
その他にも、お客様からはたくさんの”変化”の声をお寄せいただいています。

ヘナを使って感じる頭髪や頭皮の変化についてのアンケート結果

(引用元:ヘナ使用後の変化に対するアンケート結果©Laksmi

美容室などでカラーリングをしてもらったときに「チクチクした」経験がある方や、髪が傷んだり、かぶれた経験がある方は是非ヘナをお試しになってはいかがでしょうか?

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最後に、ヘナについて疑問点などがありましたら、ぜひKAMI.llcメンバーにお気軽にご相談ください。

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