こんにちは!KAMi.llcです。
今週も週に一度のお便りをお読みくださり、ありがとうございます!
ただいま二十四節気では「大寒」……なのですが、例年にくらべるとずいぶん暖かい日が多いですね。
そのせいか、すでに「花粉」が始めた地域もあるそうです。
みなさまは「花粉症」の症状はありますか?
もしかしたら、もう症状が出始めている……
なんて方もいらっしゃるかもしれませんが、できることならば、鼻炎や鼻詰まりに悩まされることなく、健やかに過ごしたいものです。
そこで、今日のお便りでは「アーユルヴェーダ」の観点から、「花粉症」のセルフケアについてご紹介していきます。
花粉症とは?アーユルヴェーダの捉え方
「花粉症」といえば、主にスギ花粉が原因のアレルギー性鼻炎です。
「アーユルヴェーダ」では、花粉症を次のように捉えます。
「花粉などのアレルゲン(異物)が体内に入ったとき、身体がその刺激に耐えられずに、”毒素”を出そうとする」
もう少し詳しく見ていきましょう。
花粉症を悪化させるのは体内の「毒素」
体質に合わないものを食べたり、食べ過ぎ・飲み過ぎが続いていたりすると、徐々に体内に「毒素」がたまっていきます。
毒素がたまっているサインは、「鼻水」や「にきび」「便秘」「食後の眠気」など。
身体の消化機能がキャパシティを超え、毒素がたまり始めると、こうした症状が現れてきます。
そんな状態のところに「花粉」などのアレルゲン(異物)がやってきたら、どうなるでしょうか?
身体は、もう「いっぱい、いっぱい」で、手に負えなくなってしまいます。
そしてコップから水が溢れ出していくかのように、辛い鼻炎や鼻づまり、目の痒みなどの症状があらわれてくる——という具合で、花粉症が引き起こされるわけです。
こんなメカニズムを前提にして、自分でできる花粉症対策を考えてみましょう。
「毒素」をためない食事を!
アーユルヴェーダでは、花粉症のおおもとの原因は体内にたまった「毒素」だと考えます。
だとしたら、花粉症は、食事の仕方で、ある程度は症状を軽減されることができるのです。
大切なのは、自分の体質に合わない食べ物はひかえること。
そうすれば、未消化物である「毒素」が体内に滞ることはなくなります。
体内に余裕が生まれれば、花粉が入り込んでも、免疫システムが正常に作動し、処理できるようになるでしょう。
その結果、鼻水やくしゃみなどの困った症状に悩むこともなくなるわけです。
そして、たとえ体質に合う食べ物だとしても、一定量を超えると、身体にとっては「毒」になります。
適量に食べる(飲む)のも、同じくらい大切だと覚えておいてくださいね。
自分に合わない食べ物」「適量」を見極めるには?
では、自分に合わない食べ物の見極め方はどうしたらわかるのでしょうか?
いちばんの近道は、食べた後の身体の変化に敏感になることです。
たとえば、食べた後に眠くなるものはありませんか?
胃もたれがしたり、お腹にガスがたまる感覚のあるものはありませんか?
もしくは、妙に気持ちのアップダウンがするものはありませんか?
食べた直後はもちろん、翌日の様子も観察するといいでしょう。
食べ物の種類だけではなく、量にも注意を払ってみてください。
一定量を超えると身体に異変が出る——ということもあるかもしれません。
そして、好ましくない症状が出た食べ物(飲み物)を記録し、それを控えてみることをお勧めします。
……というのが基本の考え方ですが、ちょっと面倒に感じますか?
ただ、実際のところ、身体は一人ひとり違うもので、誰一人同じ体質の方はいません。万人に共通の「ルール」はないのです。
自分にいちばん詳しい専門家は、自分自身ですし、自分の健康は、自分で守っていく必要があるものです。
(もちろん、必要に応じて周りのサポートを借りながら^^)
そのためにも、自分自身の身体や心の状態に意識を向け、「気づくこと」が、とても大切になってくるわけです。
ちょっと面倒かもしれませんが、自分に対する気づきを高めて、セルフマネジメントできるようになると、日々の健やかさ、充実度がまるで違ってくるのではないでしょうか。
→身体や心に意識を向けて「気づく力」を高めるサポートするマインドフル・ジャーナリングがおススメです。

……と偉そうなことを語ってしまいましたが、
私も、まだまだ道半ば。
その証拠に、今日も朝から鼻水に苦しんでいました(苦笑)。
毒素が過剰になっているようなので、
ここ数日のあいだは、食事を軽めにして、のんびり過ごしたいと思っています。
皆さまの今の身体の状態はいかがですか?
自分の身体に意識を向けながら試行錯誤をしつつ、
花粉が本格化する前に、身体を調えておきましょうね。
それでは、また次のメールでお会いしましょう!
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