アーユルヴェーダ的 心と身体が整う休み方【2025.8.10】

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こんにちは!KAMI.llcです。

今日も週に一度のお便りに目を通してくださり、ありがとうございます。

8月7日に立秋を迎えました。立秋は暑さのピークの頃。

この日を境に暑さが少しずつ落ち着いていき、季節は秋へと移り変わっていく頃と考えられていますが、今日の湘南地区(KAMI.llcの本社があるエリア)は、久しぶりの雨。

エアコンなしでも心地よく過ごせるような、涼やかさを感じています。

暑さが落ち着いて、ほっとひと段落です^^

さて、今週は、山の日に、お盆に、と、夏休み期間となる方も多いのでは?

せっかくのお休みであれば、心身を回復させて、エネルギーを取り戻したいですよね。そこで、今日はアーユルヴェーダの観点から「心と身体が整う休み方」をご紹介したいと思います。

休日にこそ、エネルギーの調整を

アーユルヴェーダでは、休むことは「乱れたバランスをやさしく整えるための大切なプロセス」と考えます。

まず前提として、アーユルヴェーダでは、私たちの心身は ヴァータ(風)・ピッタ(火)・カパ(水・土) の3つのエネルギーで成り立っていると考えます。

そして、季節や生活習慣、感情の動きによって、このバランスは簡単に崩れてしまいます。

たとえば、旅や移動、日常の変化はヴァータを、猛暑はピッタを乱しやすいなど。

休む時間は、この乱れたドーシャをやさしく中庸に戻すための大事な「調整期」になるのです。

では、どうすればバランスを取り戻せるのでしょうか。

今日は2つほどご紹介します。

調整法1:五感を使って、活動モードから「休息モード」に切り替える

この「乱れたバランスをやさしく整える」を現代的にいえば、活動モード(交感神経優位)から、回復モード(副交感神経優位)へとスイッチを切り替えること。

ここで注意いただきたいのが、ただ身体を休めても、頭や心が忙しければ、交感神経は高ぶったままということです。

せっかく休息をとるのであれば、回復モード(副交感神経優位)へのスイッチの切り替えがポイントになります。

たとえば、次のような方法がお勧めです。

・温かい飲み物を味わう

・呼吸を、ゆったりのペースにしてみる(瞑想も◎)

・静かな空間でくつろぐ(視覚ばかりではなく、聴覚に意識を向けてみる)

そう。どれも五感や身体の感覚に意識を向けてみることですよね。

いつもは忙しく働いている頭を少し休ませて、身体の声に耳を傾けてみる。そんな時間にこそ、本当の回復が起きるのです。

ぜひ、世界を五感で味わう時間を過ごしてみてください。

 

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調整法2:「自然」に触れよう

アーユルヴェーダでは、私たちの心や身体の状態は「質(グナ)」によっても左右されると考えます。なかでも、心身をもっとも健やかに保つのがサットヴァ(純性)。これは、澄んだ意識・落ち着き・調和をもたらす「質(グナ)」です。

 

サットヴァが満ちていると、思考はクリアになり、感情は穏やかになり、心と身体は自然と回復モードに入ります。これは現代医学でいう副交感神経が優位な状態に近く、修復や免疫の働きも高まりやすくなる状態のことです。

 

一方で、忙しさや刺激でラジャス(激性)が高まると、心は焦りやすくなり、タマス(鈍性)が強まると、重だるさや停滞感が増します。

 

だからこそ、休日にこそ、意識的にサットヴァ的な刺激を取り入れてみてはいかがでしょうか。

具体的には、自然の中を歩く、鳥や虫の声、波の音を聴く、温かくやさしい食事を味わうなどなど。外界の優しい質(グナ)が、内側のざわつきや重さを解きほぐし、心身を深く癒してくれることでしょう。

 

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おわりに

ただダラダラ過ごすでもなく、

ただレジャーを楽しむでもない、

「整える休日」

を過ごしてみる——それがアーユルヴェーダの観点にたったお勧めのお休みの仕方です

そんなことを頭の片隅におきつつ、、、せっかくのお休み♪

日頃がんばっている自分自身をたっぷり労いながら、心地いい時間をお過ごしくださいね。

それでは、また次のメールでお会いしましょう!

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